「えのじょぐ」(EnoJog)は、毎週土曜の朝8時に、片瀬江ノ島駅に集まって、湘南サイクリングロードでジョギングを楽しむ気楽で気軽なサークルです。新規参加者歓迎です。みんなで走れば意外と走れるのです。詳しくは→「えのじょぐって、何?」


2008年3月22日土曜日

2008/03/16 湘南国際 完結編

20kmを超えると、体が限界に近づいてきました。だんだん走っているのがつらくなってきました。給水所ではとにかく食べ物を口に入れ、とにかく水分を補給しました。それでも大磯の手前ぐらいに来ると、足が動かなくなってきました。ペースも落ちてきて、なんとか走っているという状況になりました。給水所で止まって補給した直後はがんばれるのですが、すぐにヘトヘトになってしまいます。道の途中にはボラアンティアの給水所もありました。大勢の声援を受けてなんとか大磯に戻ってくることができました。

ここまでくると座り込んで救護を受けるランナーが増えてきました。海を見ながら走れるので、気分転換にはなるのですが、それでもやっぱりつらいです。「もう、歩いてもいいんじゃないか」と考える自分がでてきます。それでも何も無いところで止まるともう走れなくなりそうなので、次の給水所まではという気持ちで自分を奮い立てました。

ゴール直前になると、歩いているランナーが増えてきました。強い日差しの中を長時間走り続けるのは本当につらいことです。 「こんなつらい思いをしてまで何で走らなければならないのか」 そんなことを考えてしまいます。別にこのまま走ってゴールしても、歩いてゴールしても変わらない。特に得るものがあるわけでもありません。

それでも走り続けます。これまでの練習を無駄にしたくない。ここまでくるとただ意地しかありません。ただ足を動かすこと、手を動かすこと、そしてただ前に進むこと、それしかありません。

ゴールを過ぎたとき、ただやり遂げたのだという思いだけが残りました。

1 件のコメント:

tobi さんのコメント...

お疲れ様でした。こんなつらい思いをしても、不思議なもので、また走りたくなるもんなんですよ。ランナーって。
来年はフルマラソンですね!